診療放射線技師になる方法とは? 現役放射線技師が働くまでの手順を解説
診療放射線技師は、医師の診療の支えとなる医用画像(レントゲン写真、CT、MRI等)の撮影が一般的に知られている仕事です。
そのほかにも、がん治療に用いられる放射線治療に携わること、放射線取り扱い管理の業務など、病院内での放射線に関する専門家になります。
そんな放射線技師ですが「私もなってみたい」と思っても、国家資格が必要であるため、すぐに働けるわけではありません。
この記事では、診療放射線技師として働くまでの手順について、現役の放射線技師が解説します。
放射線技師になるには養成課程のある学校に入るのが第一歩
放射線技師になる国家資格を得るためには、診療放射線技師国家試験に合格しなくてはいけません。
受験資格は「養成課程のある大学や専門学校などで、3年以上必要な知識、技能を修得した者」となっています。
放射線技師の養成機関は大きく分けて、4年制の大学、3年制の専門学校や短期大学の3種類です。
また、主に昼間働く社会人でも通える、4年制の夜間の課程を設けた専門学校もあります。